レスパイトについて

 『レスパイト』という言葉を知っていますか?「小休止」「一休み」「息抜き」という、主に介護の現場で使われる英語です。私はこれは教育や子育てにも共通する考え方だとは思います。つまり、“物理的にも心理的にも少し距離を置いて、休憩する事が大切”ということです。

 例えばどんなにかわいい我が子でも、家の中でずっと1対1でいると息苦しくなってしまうこともあるのではないでしょうか。そのような時に、お子さんを誰かに預け、様々な家事を済ませたりお友達とおしゃべりしたりなどすると、保護者の方の心に余裕が生まれます。保護者の方の心に余裕が生まれると、お子さんにも余裕をもって接することができ、必然的にお子さんにも余裕ができます。そしてお互い穏やかな気持ちで関わることができるようになります。

 私はベビーシッターの経験がありますので、相談室カバサでは、お子さんだけをお預かりすることもできます。ベビーシッターに比べ少し料金は高くなってしまいますが、臨床心理士・公認心理師としてお子さんと遊ぶ際にも専門的な視点をもって遊び、お伝えできるのではないかと思います。

 もしよろしければ、相談室カバサを「レスパイト」として利用されてみてはいかがでしょうか。

2023年01月18日